季節によって鼻炎の症状や原因が変わることがありますが、特にアレルギー性鼻炎は花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎のような季節性を持っている鼻炎があります。
そして、1年を通して症状があらわれるアレルギー性鼻炎を通年性アレルギー性鼻炎といいます。
花粉が原因のアレルギー性鼻炎はスギ花粉、ヒノキ花粉などのピークを迎える春のイメージが強いです。
しかし、冬以外も様々な花粉が飛散しているため、春以外の花粉症は発症していることに気付かないケースがあります。
夏の花粉はカモガヤ、秋の花粉はブタクサやヨモギなどが有名で、季節性のある症状があらわれる方も少なくないでしょう。
花粉の種類と飛散時期を詳しくチェック⇒【花粉の種類と飛散シーズン】

基本的には鼻水、鼻づまり、くしゃみの3大症状に目のかゆみを加えた花粉症の4大症状が主な症状です。
鼻風邪と症状が似ていて混同することがありますが、花粉症は基本的には発熱の症状はありません。(重度の花粉症の場合は発熱を伴うケースもあります)
そして、モーニングアタックと呼ばれる朝方に症状が激しく起こる特徴があります。
春以外の季節に、鼻の症状や目の症状があらわれて、発熱を伴っていない場合は花粉症を疑ってみるといいかもしれません。
花粉症と風邪を区別するならチェック⇒【花粉症と風邪の症状の違い】
症状で判断出来ない場合は、早めにアレルギー性鼻炎を発症しているか検査や問診などを受けて、症状を見極めましょう。症状をしっかりと把握し適切な対処、治療を行えるように心がけましょう。