「慢性単純性鼻炎」
慢性単純性鼻炎とは?|慢性単純性鼻炎の原因とは?|慢性単純性鼻炎の症状とは?|慢性単純性鼻炎の治療方法とは?|
慢性単純性鼻炎の治療方法とは?
慢性鼻炎の一種である慢性単純性鼻炎は急性鼻炎と違い、完治はむずかしく、治りにくいため治療に時間がかかります。
治療方法としては、まずは「急性鼻炎の内にしっかりと治す」ということです。
薬での治療
慢性化してしまった場合はの主な治療方法は「薬での治療」になります。
薬での治療は鼻の粘膜の炎症を抑えて症状の緩和します。
血管収縮剤などを含んだ点鼻薬と鼻水の症状などに効果的な「抗ヒスタミン薬」などの内服の薬を併用して治療が行われることが多くなっています。
点鼻薬は鼻の粘膜の炎症や腫れを抑えて鼻づまりを改善してくれる効果があります。
しかし、点鼻薬の過度の使用は自律神経をにぶらせてしまい、鼻の粘膜が肥厚化してしまい慢性肥厚性鼻炎に悪化してしまう可能性があります。
点鼻薬を使用する際は適切な回数で使用しましょう。
慢性単純性鼻炎の原因とは?
慢性単純性鼻炎の症状とは?
慢性単純性鼻炎は急性鼻炎の症状が長引いたり、繰り返すことで鼻の粘膜の炎症や腫れが慢性化した状態へ悪化する慢性鼻炎の一種です。
主な症状としては、
「鼻づまり」、「後鼻漏」
が考えられます。
喉に鼻水が流れ出ることによって喉に違和感があったり、端を伴う咳がでたりする症状。
慢性単純性鼻炎の鼻水はドロっとしていて鼻がかみきれないこともあります。鼻づまりは片方ずつ左右交代でつまりやすい特徴があります。
血管収縮剤などが含まれた点鼻薬で鼻づまりを改善することが治療方法として行われますが、点鼻薬は使い過ぎると自律神経に異常をきたす場合があり、慢性単純性鼻炎を発症してしまうことがありますので適度な回数で使用しましょう。
「鼻づまり」の症状からの悪影響
鼻づまりの症状が続くと体にさまざまな悪影響を及ぼします。
鼻づまりの症状がひどくなると臭覚がにぶってしまい、匂いを感じ取れなくなるなど臭覚障害も考えられます。
例えば、魅力的な料理の食欲をそそる香りを感じとれなくなってしまうのはさびしいですよね。
また、鼻がつまっているため口で呼吸しがちになってしまいます。
口での呼吸は、鼻の鼻毛のような異物の侵入を防ぐ役割が備わっていないので非常に無防備な状態です。
細菌やウイルスの侵入で風邪をひきやすかったり、病気になるリスクを高めてしまいます。
また、寝ている時も口呼吸が常習化すると「いびき」をかくようになってしまう可能性があります。
「無呼吸症候群」を伴ったいびきになると非常に危険なので、軽く考えずに早めに鼻づまりの症状を治すようにしましょう。
慢性単純性鼻炎とは?
慢性単純性鼻炎とは慢性鼻炎の一種で慢性鼻炎の中でも多い症状のひとつです。
主な症状としては、鼻づまりや「後鼻漏」と呼ばれる鼻から喉に鼻水が流れ落ちる症状が考えられます。
また、慢性単純性鼻炎の鼻水の性質はドロッとしているのが特徴です。
主な原因としては、急性鼻炎のウイルス性鼻炎などの症状が長引いたり、繰り返すことで鼻の粘膜が弱っていくことで症状が慢性化してしまうことが原因です。
慢性単純生鼻炎の主な治療方法は薬を使用しての治療を行います。
自然治癒することはほとんどなく、治療には時間がかかることが多いため根気がいります。
また、急性鼻炎の内に症状を治しておくことが症状を慢性化させないための予防になりますので、風邪などの急性鼻炎の症状があらわれたらすぐに対処しましょう。