慢性肥厚性鼻炎の主な治療方法は手術によって行われます。
⇒ 【慢性肥厚性鼻炎の原因】
⇒ 【慢性肥厚性鼻炎の症状】
まずは、鼻づまりの症状がひどい場合は医師に相談して手術が必要であるか確認するようにしましょう。
鼻づまりが強く、薬での治療にはあまり効果が期待できないことが多いため、手術での治療が効果的な治療方法となっています。
慢性肥厚性鼻炎の主な手術方法を挙げてみます。
通常では、「レーザー治療」
重症の場合は、「下鼻甲介骨切除術」、「下鼻甲介粘膜切除術」
のケースが多くなっています。
レーザー治療
レーザー手術で鼻の粘膜を焼却します。アレルギー反応を起こす粘膜を焼却することでアレルギー反応を起こさないように鈍くさせます。
薬での治療に効果が見られない強い鼻づまりの症状に特に効果的です。
効果としては、約8~9割の方が症状の改善を実感していて、平均で2年程度持続します。
効果が無い場合は様子を見ながら2、3回繰り返して行います。
レーザー手術は麻酔薬を鼻の粘膜に塗布することで傷みはほとんどありません。時間も10分前後の短時間で行える場合がほとんどです。
費用に関しても保険が適用されますので比較的安い費用で受けることが可能になっています。
術後の副作用や後遺症としては、一次的に鼻づまりが強くなったり、鼻水が出たりする場合があります。
痛みを伴うこともありますので医師に相談し痛みどめなどを処方してもらいましょう。
下鼻甲介骨切除術、下鼻甲介粘膜切除術
下鼻甲介骨切除術は骨格が鼻づまりに悪影響を及ぼしている場合に、とびでている骨をけずる手術です。
下鼻甲介粘膜切除術は厚くなった粘膜を切除することで鼻づまりの症状に非常に効果が期待できる手術です。
どちらもガンコな強い鼻づまりに効果が期待できる手術方法です。
従来は入院が必要なケースもありましたが、最近では日帰りでの手術を行うことが多くなってきています。
安全性も高く、保険が適用されるようですので費用についても比較的安くなっています。
術後の副作用や後遺症としては、一次的に鼻づまりが強くなったり、鼻水が出たりする場合があります。
クチコミでは出血などの影響でガーゼを鼻の穴に術後数日間つめることがあり、息苦しかったという声もありました。それでも1~2週間後には症状が改善されたという声が数多く見られました。
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