慢性鼻炎の一種である萎縮性鼻炎の原因については現状ではっきりとは分かっていません。
発症者は「女性が多い」傾向にあるため、ホルモンの異常やホルモンバランスの乱れが原因として疑われています。
また、自律神経障害や細菌感染、ビタミンA、Dの慢性的な欠乏による免疫力の低下なども原因として考えられています。
通常、鼻粘膜にはたくさんの毛細血管が張り巡らされていることで鼻腔内を適切な温度に保つ働きが機能しています。
粘液を分泌したり、異物の侵入を防ぐための線毛や腺組織も鼻腔内には備わっています。
しかし、萎縮性鼻炎になることで、これらの機能がストップしてしまいます。
そして、鼻腔内は極度に乾燥し、汚いかさぶたが大量にでき異臭を放ちます。
ただ、近年では生活習慣の改善や抗生物質の医学的進歩によって萎縮性鼻炎の発症者が減少していると言われてます。
【萎縮性鼻炎の関連記事】
コメントを残す