萎縮性鼻炎の治療方法としては、単純性萎縮性鼻炎は症状があらわれないことが多いため特に治療を施さないケースが多くなっています。
真性萎縮性鼻炎の治療方法は、粘膜の再生からの根本的治療が難しいため、
「汚いかさぶたを減らし、感染を抑えること」
が現状では主な治療方法になっています。
真性萎縮性鼻炎は、抗生物質や副腎皮質ホルモンなどのネブライザー治療や鼻腔内洗浄で感染を防止したり、ビタミン剤を含んだ点鼻薬や内服薬を使用して粘液分泌を促進することでかさぶたを減少させるための治療方法などを行います。
ネブライザー治療とは?
水や薬の液体などを細かな霧状の状態に変えて、気道内の加湿や薬液を投与するための吸入療法。
感染を抑えるために、抗生物質を含んだクリームや軟膏、保湿効果のあるワセリンを鼻に塗布することもあります。
また、広くなってしまった鼻腔内を狭くするために、粘膜や骨の移植を行う治療方法もあります。
この手術は鼻腔内を狭くすることで、空気の量を減らすことで、かさぶたを減少させる効果が期待できます。
しかし、手術によって結果的に鼻閉を返って強めてしまうケースもあります。
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