鼻炎にはどのような種類があるのか?

鼻炎とは大まかに言うと鼻腔内が炎症し、鼻水、鼻づまりなどの症状が起こることです。

鼻炎は大きく分類すると、急性鼻炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎の三つに別れます。

2014y07m28d_193119110それでは順番に見ていきましょう。

急性鼻炎

急性鼻炎は、ほとんどがいわゆる風邪を引いた時の症状でほとんどのケースがウィルス性鼻炎です。

ウィルス性鼻炎の主な原因は様々なウィルスや細菌の感染によるものです。

症状としては、鼻水、鼻づまり、くしゃみの鼻の症状に加えて、発熱、頭痛、のどの痛み、咳などの症状が起こります。

治療方法としては...

「細菌感染」が原因…抗生物質を含んだ薬などの服用が効果的です。

「ウィルス感染」が原因…現状では特効薬がなく、対症療法で症状を抑えることになります。

慢性鼻炎

慢性鼻炎は、急性鼻炎を放置したり、誤った方法で治療してしまったこが原因で症状が長引き慢性化してしまった症状です。

症状は、急性鼻炎と基本的に同じですが、決定的な違いは慢性鼻炎は対策や治療を行わない限りは治ることはほとんどありません。

慢性鼻炎には、いくつか種類があり、代表的なものでいうと慢性単純性鼻炎と慢性肥厚性鼻炎があります。

慢性単純性鼻炎

慢性単純性鼻炎は、急性鼻炎を繰り返すことで鼻の粘膜が弱っていくことで症状が慢性化し、鼻の粘膜が腫れ炎症してしまいます。

慢性単純性鼻炎は、放置していても解消されることはほとんどありません。

薬での治療が主流で治療に時間を要することが多いですが、医師に相談するなどして根気よく治療していきましょう。


慢性肥厚性鼻炎

慢性肥厚性鼻炎は、急性肥厚性鼻炎が慢性化してしまった症状です。

主な原因としては血管収縮剤を含んだ点鼻薬を過度の使用です。
点鼻薬に含まれる血管収縮剤の血管を収縮させる働きが自律神経を鈍らせ、鼻の粘膜が厚くなることで、過敏に反応するようになり鼻がつまりやすくなります。
点鼻薬を使用する際は1日に1~2回といった適切な使用回数を心がけましょう。
また、アレルギー性鼻炎の悪化により鼻粘膜の組織が変化することが原因の場合もあります。

慢性肥厚性鼻炎は点鼻薬の使用やレーザーでの手術などの治療方法があります。
手術といっても最近では痛みもほとんどなく、短時間で日帰りで行えるものが主流になっています。

アレルギー性鼻炎

そして、アレルギー性鼻炎は花粉症などで悩んでいる人も多いでしょう。

アレルギー性鼻炎には、花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎と年間を通して症状があらわれる通年性アレルギー性鼻炎があります。
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主な原因は、花粉、ハウスダスト、埃、カビなどのアレルゲン(抗原)が体内に侵入することで、体はそれらのアレルゲンを排出するためにヒスタミンという化学伝達物質を放出します。
このヒスタミンの働きかけにより鼻水、くしゃみなどの症状を発生させ異物を排出しようとします。

この症状が「アレルギー反応」です。

症状としては、鼻水、鼻づまり、くしゃみの鼻の症状の他にも、目のかゆみ、充血、のどのかゆみなどが起こります。
風邪の症状と勘違いしやすいですが、花粉症などのアレルギー性鼻炎は発熱を伴うことはほとんどありません。

花粉症と風邪を区別するコツ⇒【花粉症と風邪の症状の違い】

アレルギー性鼻炎は体質改善、室内環境を清潔に保つこと、花粉を遠ざける努力で予防を心がけることが大切です。

治療方法としては、薬の服用や手術での治療がありますが、残念ながら根本的に完治させる方法ではないのが現状で、一時的な症状の軽減や緩和が目的の対症療法になります。

完治するには「体質改善」が絶対条件になります。

どの鼻炎にも共通していえることですが、体質・生活習慣の改善を心がけることで免疫力の低下を防ぎ、体の内側から鼻炎を遠ざけることを心がけましょう。